『小さな木の実ノート』
(2003年5月発行) 詩・海野洋司 絵・夜川けんたろう 定価:本体1500円+税 B5判変型 上製 オールカラー
強く生きるんだ――父の息子への想いを歌に
童謡「小さな木の実」は1971年「NHKみんなのうた」で世に出た。 父と拾った木の実を手に、亡き父の想いを握りしめる少年――
時代を超えて歌い継がれているのは、美しくも哀しい旋律、
そして胸を切なくする詩のせいだろう。 この詩は作詞家・海野洋司が息子の誕生の際に贈った詩
「草原の秋」をもとに生まれたのだった――。 知られざる名曲誕生の背景、そして「草原の秋」を
抒情あふれる絵とともに紹介。
落語家・林家いっ平さん(現・林家三平師匠)も絶賛!!
メッセージをよせてくれました。 「オレの父ちゃんやるから元気出せよ!」と言ってくれた優しい同級生。小学五年の授業中、父を亡くした私がこの曲と出会ったとき、自然と涙が溢れた。
人生は一人で馳けてゆかねばならない、この歌はそれを教えてくれる。
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