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2011年12月31日
シリーズ「岳人のつぶやき」連載開始!!
乞うご期待!!!

『小社出版予定『種蒔き人』の著者、岳人(ガクト)さんのエッセイがよも出版フェイスブックページで始まります。 『種蒔き人』を執筆された岳人さんは、とてもユニークで知識豊富な方。
その経歴は原子力関係の技術畑から教育の現場、はては映画評論など多岐にわたります。
いろいろな角度から光を当てることによって、今まで見えなかったものが見えてくる不思議を教えてくれる岳人さんのメッセージ。
これからの私たちにとても必要な何かを教えてくれます。
また、原子力関連会社に勤務していたこともあり、今回の東電の原子力発電所事故にはとても憂慮されています。
放射線などの原子力関することや歴史、文学、芸術に至るまでを謎解きや駄洒落を交えた多彩なつぶやきをぜひ読んでみてください。
「岳人のつぶやき」→ http://www.facebook.com/yomo.pub#!/yomo.pub

2011年12月19日
英語版『想い出のサダコ』アメリカの大学でも注目されています。

『想い出のサダコ』の英訳本「Memories of Sadako」 を昨年12月に発行して一年が経ちました。
国内では高校で副読本として使われ始めたり、大学の図書館からの注文があったりとこの本の必要性を感じてくださる方々が増えております。
またアメリカの知人の手を通しても、広がりを感じてきていました。
そしてつい先日、アメリカの大学から注文が入りました。シカゴ大学とデューク大学からです。
これからどんな広がりをみせてくれるか。 期待が持てます。

東日本大地震、そしてフクシマ原発の現状に苦しむ日本ですが、今、世界のみんなが考えなくてはならないことは「子供たちの未来を奪ってはならない」ということではないでしょうか。

2011年12月19日
12月出版予定延期のお知らせ

2011年12月末出版予定の2冊は諸般の事情により出版延期となりました。
発行日が確定しましたら、ホームページ上にてご報告いたします。

2011年11月05日
明日開催「被爆者の声をうけつぐ映画祭」

11月5日(土)、6日(日)に明大リバティータワー1階1011教室にて「被爆者の声をうけつぐ映画祭2011」が開催されます。

会期中に飯舘村の村長をはじめ福島の方々によるシンポジウムも開催されます。
(☆よも出版も関連書籍を出展します。)

●プログラムの詳細は、以下でご覧になれます。

「被爆者の声をうけつぐ映画祭2011」お知らせ

http://hikakueiga.exblog.jp/16442718/

2011年映画祭プログラム(1日目)11月5日(土)
http://hikakueiga.exblog.jp/16442548/

2011年映画祭プログラム(2日目)11月6日(日)
http://hikakueiga.exblog.jp/16442591/

◇また「被爆者の声をうけつぐ映画祭2011」では、東日本大震災で被災された方々をご招待することになりました。ご希望の方は、メール又はファクスで、「映画祭 招待希望」と書いて、お申し込みください。
50名になり次第、締め切りとさせていただきます。

●応募のしかた。
お名前
参加希望プログラム
ご希望枚数
ご出身地
明記して申し込み下さい。

●お申し込み先
email: martyin0821@gmail.com
Fax:  03-3205-8958 (ウィング・コア)
当選者の皆様にはメール又はファクスで、折り返し事務局よりご連絡いたします。当日会場の受付カウンターにてお名前をお伝えいただき、プログラムを受け取ってご入場ください。

2011年11月02日
『大平恵理手本集』出版延期のお知らせ

2011年10月末出版予定の『書写検・大平恵理手本集』は諸般の事情により出版延期となりました。
発行日が確定しましたら、ホームページ上にてご報告いたします。

2011年9月26日
もうすぐ「小さな木の実コンサート」

秋になりました。小さな木の実の季節です。

今年は「NHKみんなのうた」が誕生して50年。23日には記念番組がありました。
特にこころに残る歌の中に、大庭照子さんが歌った「小さな木の実」が入っていました。
 父をなくした少年が、父の残してくれた木の実をにぎりしめ、秋のどこまでも青い空を眺める姿。
 小社が2003年に出版した「小さな木の実ノート」(絵本)には、この歌の誕生秘話が作詞家、編曲者、音楽プロデューサー、歌手により語られています。
この本の出版を機に誕生した「小さな木の実」コンサートも今年で8回目を迎えます。以前にニュースとしてお知らせいたしましたがふたたびお知らせいたします。
大庭照子さんが40年以上大切に歌い続けてきたこの歌を、今年は若い人たちが歌います。ぜひお出かけください。

日時/9月29日(木)開場13:30開演14;00
会場/神奈川区民文化センター
   「かなっくホール」(045−440―1211)
料金/一般2000円 こども500円
主催/日本国際童謡館かながわ
出演:星野ひな子、童謡組、
    ヨコハマサーティーフォー、ばらの幼稚園

2011年9月12日  
2011年度【よも出版】秋冬出版予定
よも出版では2011年度に4冊出版予定があります。
(出版時期や内容に変更があることがあります。)


●2011年10月末
 書写書道手本集
『書写検・大平恵理手本集』大平恵理・著
日本書写能力検定委員会(略して書写検)の会長が書塾で手本として使っている硬筆・毛筆の手本を厳選。
いま見直されている美しい手書きによる
心の伝わるコミュニケーションの基礎を手に入れるために。
門外不出の書写検(東京中野本部)会長の書跡をいつでもお手元に。

●2011年11月末
 絵本『ぼくはグリ、ヒマラヤン』久米あつみ・著
フランス文学者の描く愛猫グリとの出会いと別れ
 哀歓をこめてかくグリの物語。

●2011年11月末
 緊急出版『種蒔き人』(東北再生スケッチ岩手編)岳人・著
東北再生スケッチの第一部を緊急出版!!
岳人が描く宮沢賢治とヴァン・ゴッホの出会い。
東北再生のためのグランド・デザインを、斬新な切り口と脅威の推察力で描く未来への往復書簡集。

●2011年12月末
 復刊企画『ジェシカの日記』ジェシカ・R・レンショー・著
原爆傷害調査委員会(ABCC )研究員だった父は広島原爆投下による子どもたちへの悲惨な放射線影響を知り、その後世界へ向けて核反対の運動をくりひろげた。
彼女が17歳のときレイノルズ一家は一艘のヨットで核兵器反対のための世界一周平和航海を成し遂げる。
多感な少女が大海原へと漕ぎ出す平和への旅日記。
母親は2011年に広島平和記念公園に記念碑が建てられた、米国の平和活動家で広島市の特別名誉市民の故バーバラ・レイノルズ。

 

2011年9月08日
札幌に続き山形の高校でも採用されました。
『Memorise of Sadako』が札幌の高校で採用されたのをはじめとして、今度は山形の高校でも副読本として採用されることとなりました。

想いを折鶴に託し、白血病と闘いながら一生懸命に生きた一人の少女とそれを見つめていた少女が遺した大切な贈り物。
その物語の中には、今、必要とされている色々なことがたくさん籠められています。
この本で英語を勉強する高校生たちには「サダコ」ちゃんの思春期の命の輝きを英語で読み解いて、大切なことをたくさん学んでほしいと思います。

時を越えて伝えられる想いが確実に届いていると実感しています。

2011年8月24日
「小さな木の実コンサート」のお知らせ

 第8回「小さな木の実コンサート」
    〜唄の里に想いを寄せて〜

日時/9月29日(木)開場13:30開演14;00
会場/神奈川区民文化センター
   「かなっくホール」(045−440―1211)
料金/一般2000円 こども500円
主催/日本国際童謡館かながわ
出演:星野ひな子、童謡組、
    ヨコハマサーティーフォー、ばらの幼稚園

NHK「みんなのうた」で大庭照子さんが歌って大ヒットとなった「小さな木の実」。40年歌い継がれてきたこの歌が1冊の本『小さな木の実ノート』(小社刊)となり『小さな木の実』コンサートが生まれました。今年で8回目を迎えます。

亡くなった父親が遺した小さな木の実を握りしめ、どこまでも青い空を眺める男の子。海野洋司の詞がビゼーのメロディにのって、切々と心をゆさぶります

星野ひな子の迫力ある歌唱力、ぐんぐんと力をつけて今や童謡界の担い手として押しも押されもしない2人組となった童謡組。ヨコハマにその名の知れた男性コーラス「ヨコハマサーティーフォー」。かわいい「ばらの幼稚園」の園児たち。魅力いっぱいです。ぜひお出かけください。

2011年7月29日
新英語教育研究会全国大会に出店
7/30〜8/01日に愛知県半田市で開催される新英研全国大会
よも出版は『Memories of Sadako』をもって行きます。
英訳されたこの小さな本が生徒さんに読んでもらえるよう、先生方に紹介してきます。

2011年7月28日
札幌からの便り
「校庭のラベンダーが風に揺れる頃となりました。みなさまには、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。……」で始まる夏の便りが札幌聖心女子学院の校長先生から届きました。
学院の生徒さんたちの夏のさまざまな活動が記され、被災家族を迎えて「北の大地で過ごす夏休み」を8月に実行されることなども記されていました。そしてうれしいことに、終わりに次のような文章が校長先生自らの筆で添えられていました。

「すばらしいご本を紹介くださりありがとうございました。さっそく高校の夏の課題と致しました。ありがとうございます。」

『Memories of Sadako』を副読本としてご注文いただいた学校です。
ラベンダーの香りが漂ってくるような校長先生の筆遣いでした。

2011年7月28日
SHOBI 声優学科1,2年生が贈る朗読会
声優のタマゴたちが心をこめて語ります。学生の真剣な言葉の演技を、ぜひご覧下さい!!

【日時】
2011年7月30日(土)・7月31日(日)
開場15:30 / 開演16:00
【会場】
尚美ミュージックカレッジ専門学校
[スタジオブーカ]
【料金】
入場無料
【主催・お問合せ】
尚美ミュージックカレッジ専門学校
声優学科(担当:滝沢)TEL:03-3814-8764(直)
E-MAIL:c-voice@shobi.ac.jp

2011年7月26日
フランス文学者の書いた軽妙な猫のお話!!
『ぼくはグリ、ヒマラヤン(仮題)』11月刊行予定!!

フランス文学者久米あつみさんが、家族として愛した猫「グリ」との出会いと別れを哀歓込めて描いたお話です。
自分を人間だと思い込んで、家族の一員であろうとするグリ。その心情が日常のなにげない出来事を通してグリの言葉で語られます。
 人間のトイレでトイレ修行をするグリ、くいしん坊をして食べ物にあたってしまうグリ。武器である犬歯ならぬ猫歯(猫のとがった歯)をとられてしまう話など、読み進むうちにすっかりグリの気持ちに引き込まれます。
子どもから大人まで楽しめる本。装丁と挿し絵を担当するのは夜川けんたろうさんです。乞ご期待!!

2011年7月06日
札幌の高校がよも出版の本を副読本として採用!!
大倉記代著、スティーブン・リーパー監訳、宮本慶子訳の小社刊『Memories of Sadako』が札幌S学院の副読本に選ばれました。
詩情あふれる大倉さんの原作『想い出のサダコ』の的確な英文の翻訳と原爆の子の像「サダコ」がなぜ存在するのか、そして放射能の恐ろしさを知るための格好の本として新聞、雑誌などで評価されたことが認められました。
『Memories of Sadako』が念願の副読本となったことはとてもうれしいことです。
校長先生からは「本を読んで感動しました。」というお便りをいただいております。
大倉さんの「世界の子どもたちを救いたい」という叫びが先生の心に届いたのです。
ぜひみなさんも、もう一度日本語版から読み返してください。
今だから伝わる何かがきっとあるはずです。

2011年6月17日
「原爆の図」丸木美術館とリンク
東松山市にある丸木美術館がよも出版の本を扱ってくれることになりました。この美術館は丸木位里、俊夫妻による有名な「原爆の図」が常設されています。ピカソのゲルニカに勝るとも劣らない大作で、凄絶な迫力をもって観る者に訴えかけてきます。
一見の価値あり。

☆6/25日(土)まで特別展示「チェルノブイリから見えるもの」を期間延長で緊急開催しています。

2011年6月14日
声優を目指す学生たちの朗読会
東京・文京区の尚美ミュージックカレッジ専門学校生による『想い出のサダコ』の朗読会上演のお知らせです。
毎夏、『想い出のサダコ』朗読会を上演している、滝沢ロコさんが講師を務める「尚美ミュージックカレッジ」で声優学科の学生たちの朗読会が上演されます。厳正なオーディションにより声優学科所属の一、二年生の中から出演者を決めます。
7月末の開催です。よも出版の本、声優という職業に興味のある方たちは是非ご覧ください。

日時:2011/7/30(土)〜/31(日)開場15:30〜
入場:無料
場所:尚美ミュージックカレッジ地下1F
            スタジオ・ブーカ

詳細は尚美ミュージックカレッジ専門学校まで。
(電話03−3814−8764声優学科)
よも出版のフェイスブックページにもアップしています。)

2011年6月13日
バーバラからジェシカへ
6月12日、広島平和公園に隣接する南側緑地に建てられたバーバラ・レイノルズさんの記念碑の除幕式がおこなわれました。あいにくの雨でしたがWFC(ワールド・フレンドシップ・センター)によって用意された3棟のテントにはアメリカからかけつけた娘さんのジェシカさんら親族3人をはじめとして、現広島市長、前広島市長、広島平和文化センター理事長など来賓がびっしり座り、盛会でした。

ヒロシマ、ナガサキを世界に知ってもらうことこそが世界の平和への道であり、人類の幸せはそこにしかない、と主張したバーバラさん。彼女がヒロシマと世界を結ぶ架け橋として設立したワールド・フレンドシップ・センターが、50年を経て、今も人々の拠り所として活動している、その証のためにバーバラさんの碑をぜひ建てたかった、と、記念碑建立に力をつくされたWFC理事長の森下弘さんの挨拶に始まり、松井広島市長、広島大学特認教授で前市長の秋葉氏と続きました。それぞれの立場から核廃絶への決意を語られ、広島が持つ責任の重さを感じさせるものでした。

最後に娘さんのジェシカ・レイノルズ・レンショーさんがお礼の言葉としてマイクの前に立たれました。スピーチはすべて日本語で、列席した者すべての心に即座に届くように、と準備されたものでした。その内容の一部(後半部分)をご紹介します。

「1945年以降、広島と長崎に始まって、沢山の人々が、チェルノブイリ、スリーマイル島、そして、また福島で、放射能という毒物に曝されています。放射能は戦争と平和の違いを選びません。核兵器の放つ放射能は戦争が終わった後でも人々を殺戮し続けます。DNAを組み替え、従って後の世代まで傷つけます。原子炉からの放射能は、原子炉に事故があろうと無かろうと、近隣の住民の発ガン率を高めます。こうして放射能に曝された方々も原子力利用の被害者なのです。私たちはここに、世界中のすべてのヒバクシャに向って、私たちが彼らの苦しみを決して忘れないということを誓います。私たちは、あなた方のメッセージをこれからの世代に伝えます。ノーモア広島!ノーモア長崎!ノーモア福島!」

ジェシカさんは最後の言葉を泣きながら、心の底からふりしぼるように叫ばれました。

バーバラさんとジェシカが重なった一瞬でした。

ちなみに、レイノルズ一家が核廃絶のためにヨット「フェニックス号(Phoenix of Hiroshima)」で行った抗議行動では、ジェシカさんは大切な記録係を務め、『ジェシカの日記』(原題To Russia with Love)として出版されています。
記念碑の写真はよも出版のフェイスブックページにアップしています。)

2011年5月27日
バーバラ・レイノルズさんの記念碑を建立
米国の平和活動家で広島市の特別名誉市民の故バーバラ・レイノルズさん(1915-90)の記念碑が広島平和記念公園の南に隣接する緑地帯に建てられます。バーバラさんは1951年、原爆傷害調査委員会(ABCC )研究員だった夫と広島に入り、
放射線が広島の子どもたちに与えた影響の大きさを知り、その後世界へ向けて核反対の運動をくりひろげました。65年に国境を越えた草の根平和運動の交流基点として広島市西区にワールド・フレンドシップ・センター(WFC)を設立。69年に帰国後も私財を投じて支え続け、その生涯を核反対に捧げた女性です。
バーバラは夫アール、息子テッドと娘ジェシカと共に家族でヨット「フェニックス号」に乗って核兵器反対の世界一周の航海を成し遂げたことでも有名です。航海の記録を書いた「ジェシカの日記」(角川書店)のジェシカさんが除幕式のために来日されます。
WFCは現在も世界から広島にやってくる若者や学者など、また日本人も受け入れる宿泊施設を持ち、交流の場となっています。今回建てられる記念碑の陶板にはバーバラの言葉
「I too am a hibakusha」(私もヒバクシャです)という文字が刻まれています。

記念碑の除幕式は6月12日午前10時から。

2011年5月19日
お知らせ「NHKラジオ深夜便出演」 
5月20日放送の[NHK第一ラジオ深夜便(20日午後23時20分〜翌朝午前5時)]の番組内「明日へのことば」にスティーブン・リーパー氏が登場されます。
広島平和文化センターの理事長としてもご活躍されるリーパー氏ですが、昨年に小社から発行しました『Memories of Sadako』の監訳でも惜しみないご協力をしてくださっています。

大震災以来、福島第一原発事故の放射能で苦しむ私たち日本人に、とても大切なメッセージをいただけることと思います。
朝早い時間帯ではありますが ぜひお聴きください。

☆放送時間は日付が変わって5月21日早朝4時05分頃「明日へのことば」のコーナーです。
お聴き逃しのなく!!

2011年5月1日
米国人はなぜ、鶴を折るのか
 4月11日付け「日経ビジネス」に「米国人はなぜ鶴を折るのか」というタイトルの記事が出ました。

この記事の反響はかなり大きいようです。東日本大震災と福島原発で苦しむ日本に向けて、アメリカの中学校や大学などで、生徒や学生たちが日本の復興を願って鶴を折り、千羽鶴として日本に送ってくれている様子をリポートしたものです。

願いをこめて鶴を折る、ということがアメリカで広まり始めたのは、カナダ人作家エレノア・コアさんの絵本「サダコと千羽鶴」が学校の副読本として取り上げられてからです。コアさんは新聞記者として訪れた広島で原爆の子の像と出会い、サダコのことを知ります。被爆して十年後に突然発病するという放射能の子どもに与える影響の恐ろしさを、アメリカの人々に知ってもらいたいとサダコの物語を書き、苦労の末、1977年に出版にこぎつけます。いったん本になるとまもなくベストセラーとなり、学校などの受け入れもあり、今ではロングセラーとなっています。
 カール・ブルックナーの『サダコ』(小社刊)が世界へサダコを象徴とした子供達への放射能の影響の恐ろしさを知らしめた本としてもっとも有名ですが、コアさんの本はカナダ、アメリカ、オーストラリアの学校の副読本となったことが大きな力となっているのです。

唯一の被爆国日本で、なぜかあまり知られていないサダコの真実。放射能の子どもに与える影響の恐ろしさを伝える本として小社刊の守屋敦子著の『ドウ ユー ノー サダコ?』、大倉記代著『想い出のサダコ』を合わせて読んでいただきたいと思います。

2011年3月8日
第8回「小さな木の実コンサート」のお知らせ
 40年前、NHK「 みんなの歌」から生まれた名曲「小さな木の実」。息子を思う父親の哀切をこめたこの歌は歌手大場照子さんによってお茶の間のテレビから多くの人々に届けられました。
父から息子へ渡す大切なもの「木の実」を受け取った息子。作詞家海野洋司の息子への想いが詞になり、ビゼーの美しい旋律をのせてこの歌は誕生しました。特に男性の心を揺さぶり、以来何度もみんなの歌の中で甦り、スペシャル番組も組まれたほどです。小学校の教科書にも取り上げられました。

この歌の魅力の秘密と誕生秘話を探った1冊の本が小社刊の「小さな木の実ノート」です。
海野氏の詞に詩情豊かな絵をつけたのは画家夜川けんたろう。どんぐりの音符のついたかわいい楽譜もついています。この本の誕生をきっかけに「小さな木の実コンサート」は誕生しました。

ますますその歌声にみがきがかかる大庭照子さんの「小さな木の実」を聴きにぜひお出かけください。
【日時】2011年3月25日(金)
昼の部 開場13:30 開演14;00
夜の部 会場18:00 開演18:30
【会場】かなっくホール(神奈川区民文化センター)
【入場料】大人2000円(会員1500円)子ども500円
出演 大庭照子、ヨコハマ・サーティフォー他

2011年3月1日
週刊英語学習紙「毎日ウィークリー」
で取り上げられました。

 毎日ウィークリー2/26日号で、小社刊の『想い出のサダコ』の英語版「Memories of Sadako」が大きく取り上げられました。サダコちゃんを間近にみつめていた大倉記代さんの貴重な証言が、詩情豊かな表現で絵本となった原作から、コンパクトな英訳本となり、世界へ向けた発信であることが評価されています。劣化ウラン弾による核被爆したイラクの子どもたちの描いた絵も載っていて、「サダコ」は過去のことではないことを気づかせてくれます。

2011年2月12日
「The Mainichi Daily News」で『Memories of Sadako』が紹介されました。
 インターネットの英文ニュースサイト「毎日デイリーニューズ」2011年2月6日付けで『想い出のサダコ』英語版の出版の経緯が記事になりました。

2011年2月01日
「月刊コミュニケーション」で『想い出のサダコ』とよも出版のことが紹介されました。
 『月刊コミュニケーション』2月号の正眼斜眼というコラムで、「『想い出のサダコ』英語版を刊行」と題してよも出版のことが4ページにわたって紹介されています。筆者は元毎日新聞編集委員の堤哲さん。昨年12月22日の『Memories of Sadako』 の出版記念パーティに出席され、そこから書き始め、カール・ブルックナーの「サダコ」でスタートしたよも出版が10年後に日本から世界へ発信するサダコの本を出版したことを評価してくださいました。
月刊コミュニケーションは一部書店をのぞいては書店販売されていない雑誌ですが、なかなか読みでのある雑誌です。
興味のある方は編集部03-5114-6650まで。

2011年1月19日
『Memories of Sadako』の出版の経緯が記事になりました。
 新聞各社の記事に『Memories of Sadako』出版のニュースが掲載されました。(日本経済新聞の記事)共同通信が配信したこのニュースは主要紙をはじめ地方紙にも取り上げられ、日本各地の方々からお問い合わせがありました。

2011年1月19日
訃報:絵本「サダコと千羽鶴」の著者エレノア・コアさん逝去
 絵本「サダコと千羽鶴」を書いた米国の児童文学作家、エレノア・コアさんが昨年11月22日に亡くなっていたことが、広島平和記念資料館(広島市)に遺族から入った連絡でわかりました。(毎日新聞の記事)1977年に出版された「サダコと千羽鶴」は米国やカナダの小学校で副読本として読まれるようになり、禎子さんの生涯が世界に知られるきっかけとなった本の著者です。

サダコちゃんの「あきらめずに生きる勇気」が世界中のたくさんの人々に感銘と希望を与えたんだと痛感します。そしてそれが今も、これからも語り継がれていかなければならないという必要性を感じます。

今後、日本をはじめ世界の学校の副読本としても大倉記代さんの『想い出のサダコ』が読まれる事を願っています。

2010年12月21日
新英研(新英語教育研究会)
関東ブロック研究集会に出店

 新英研(新英語教育研究会)の関東ブロック研究集会に出店します。
12月26日、27日、浦和PARCO内の浦和コミュニティーセンター(9階、8階)で新英研の関東ブロック大会が開かれます。(英語の先生たちの集まりです。)

26日(日) 13:00より 12:15開場
27日(月) 9:30より   9:15開場
参加費:2日 2000円, 1日1000円
(学生、非常勤など半額)

分科会、講演会など興味深い催しがあります。
英語教育の新しいあり方を模索する先生方が顔を合わせ討論します。英語教育に関心のある方ならどなたでも参加できます。

12月10日出版の小社の『Memories of Sadako 』を参加される方に紹介するためによも出版も出店します。ぜひ手に取ってごらんいただきたいと思います。国際社会での英語の必要性は増すばかりです。国内の企業でも社内は英語で、と社員食堂まで英語オンリーにするところもあるくらいです。来年から小学校でも英語教育が本格的に始まります。

2010年12月14日
『Memories of Sadako』発売開始!
 よも出版設立10周年にあたる今年のうちに発刊できました。ぜひ手に取ってごらんください。
英語はちょっと苦手という方も日本語版とともに読むと、いっそう興味深いものを得られると思います。
対訳なので英語学習にも最適です。
(既に学校の先生からのご注文も入っています。)


監訳にあたった広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー氏の巻頭言に次のような部分があります。

  私はサダコのことは十分知っているつもりでいた。新しいことは何も期待していなかった。だが私は間違っていた。この本のページから立ち上がってくるサダコは愉快で、魅力的で、そしてより深い。これは大倉記代のサダコへの、そして私達全員への最後の贈り物である。

 31日の紅白歌合戦で歌われる佐々木祐滋さんの「INORI」が2011年には世界へ届きますように。そして大倉さんの『Memories of Sadako』が世界の人たちのもとへ飛んでいきますように!

2010年10月28日
「吉永小百合 平和への絆」コンサート
再放送のお知らせ

 今年8月16日NHKBS2で放送された「吉永小百合 平和への絆」コンサートの再放送が決定しました。
2010年12月19日15:30~17:00(NHKBS2)に放送されます。8月に見逃された方はぜひご覧ください。
小社出版『サダコ』(カール・ブルックナー著、片岡啓治訳、原題「サダコは生きる」)の一部が吉永さんによって朗読されます。
2010年10月7日
『Memories of Sadako』
英語版の発行は10月25日の予定
 〈Three Months with Sadako at the Doorway to Adolesence〉
 9月末、最後のチェックが終わり、巻頭言をスティーブン・リーパー氏にお書きいただき、編集も最終段階に入りました。
 サダコの55回目の命日に発行という予定で進んでいます。宮本慶子さん、故・美智子パンピアンさん、滝沢英臣さんら、多くの方々にお力を貸していただきました。英語版が世界に羽ばたく日も近くなりました。リーパー氏の言葉の中に「『想い出のサダコ』は大倉記代のサダコへの最後の贈り物であり、私たちみんなへの贈り物でもある」とありました。核のない世界、子どもたちが未来を描ける世界を築くため、大倉さんの贈り物が世界へ羽ばたく日ももうすぐです。
2010年9月5日
『想い出のサダコ』の英訳完成
 世界の人々に読んで欲しい、ぜひ英訳を、との言葉を遺して2年前の6月に亡くなった著者大倉記代さんの願いが叶いました。スティーブン・リーパー氏と宮本慶子さんらによって最後のチェックが終わった英文原稿が広島から送られてきました。素晴らしい文章になっています。最初の段階でご協力くださった故・美智子パンビアンさん、美智子さんの残した後半の訳を引き受けてくださった滝澤英臣さんらのお力もあってのことです。そして暑い中リーパー氏の最後のチェックにご協力くださった奥様のエリザベスさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
 10月25日のサダコ55回目の命日発行をめざしてスタートいたします。
2010年8月26日
『想い出のサダコ』の英文まもなく完成
 広島平和文化センター理事長のスティーン・リーパー氏監訳の『想い出のサダコ』の英訳がまもなく完成します。シアトルの故・美智子パンピアンさん、滝澤英臣さんの訳をもとに広島の原爆関係の通訳としてご活躍の宮本慶子さんがお忙しい中、力をつくして翻訳して下さいました。 宮本さんは著者大倉記代さんがこの本をきっかけに立ち上げられた「サダコ・虹基金」発起人の一人でもあり、大倉さんの想いをしっかり受け取っていらっしゃる方です。
 サダコの55回目の命日である10月25日に発刊予定です。もうしばらくお待ちください。
2010年7月18日
吉永小百合 平和への祈りコンサート
 7月9日NHK主催で開かれた「吉永小百合 平和への絆」コンサートが「吉永小百合 平和への祈りコンサート」として8月16日BS2(8時〜9時30分)で放映されます。
 また関連番組として「吉永小百合・平和への絆〜原爆の事実を語り継ぎたい〜」が8月6日NHK総合テレビで午後7時30分〜8時45分まで放映される予定です。
 第1部の原爆詩の朗読「広島、そしてナガサキ〜65年目の夏〜」では被爆体験者が書き残した原爆詩を音楽にのせて朗読。
 第2部では平和への祈り「〜世界へ、未来へ」と題して坂本龍一、村治香織が吉永小百合さんの朗読に合わせて演奏。佐藤しのぶ、平原綾香、元ちとせ、NHK東京児童合唱団が祈りをこめて歌います。
 最後に「3人のサダコ」と題して吉永さんは1)ロベルト・ユンクのサダコ、カール・ブルックナーのサダコ、エレノア・コアのサダコを朗読。大島ミチル作曲の「千羽鶴」でフィナーレとなります。
 20年以上にわたる吉永小百合さんの平和活動に賛同するアーティストたちとのコラボレーションは見事です。ぜひご覧ください。
2010年7月06日
女優の吉永小百合さんが
『サダコ』の一節を朗読!
 原爆詩の朗読を24年間続けていらっしゃる女優の吉永小百合さんが被爆65年の今年、7月9日にNHKホールで朗読と音楽による「吉永小百合 平和への絆」コンサートを開かれます。このコンサートで
吉永さんは、2歳で被爆して12歳で白血病で亡くなった佐々木偵子を主人公に描いたカール・ブルックナーの小説『サダコ』(小社刊)の一節を朗読されます。なんの罪もない子どもの命を被爆後10年経
って突然奪う核兵器の恐ろしさを描いた小説として世界各国で読み継がれている『サダコ』を吉永さんが朗読されるのはこれが初めてです。
2010年7月01日
英文『想い出のサダコ』進捗状況-4-
 広島平和文化センターの理事長スティーブン・リーパー氏は被曝65年の今年は特にお忙しく、5月いっぱいかかって開かれたニューヨークのNPT会議に出席後も多忙を極めていらっしゃいます。そのような中で、『想い出のサダコ』の英文チェックを続けて下さっています。2年前に亡くなった著者大倉記代さんの想いをしっかり受け止めて下さっているので、かならず英文は完成します。出版までもう少しお待ちください。
2010年6月08日
英文『想い出のサダコ』進捗状況-3-
 世界の人々に読んで欲しいという著者大倉記代さんの願いを叶えるため昨年から取り組んで参りました『想い出のサダコ』の英文への翻訳作業は、現在最終段階に来ております。
美智子パンピアンさん、滝澤英臣さん、そして広島の宮本慶子さんの手によって英文は4月に終了。
その後広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー氏による最終チェックを待つばかりとなっておりました。
5月末には英文チェックを終了し、6月には出版に向けた作業をスタートという予定でしたが、5月2日に始まったNPT再検討会議ご出席のリーパー氏は会議終了の同月28日まで超多忙の日々となりました。従って今しばらく待たねばなりません。
リーパー氏の何事に対しても実に誠実に取り組まれるお人柄をよく知る翻訳者の宮本慶子さんとともにリーパー氏の最終チェックを今首を長くして待っているところです。
2010年6月08日
『サダコ』について
(カール・ブルックナー著、片岡啓治訳)
 よも出版創設のそもそものきっかけとなった『サダコ』がほぼ完売となりました。
現在はご注文下さる方々にお応えできない状況です。申し訳ありません。増刷を
検討中ですが、決定までにもうしばらくお時間をいただきたい、と思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
2010年2月27日
英文『想い出のサダコ』進捗状況-2-
 広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー氏にお願いしてあった『想い出サダコ』の英文校閲が終わり、ファイルが送られてきました。
ついに全文翻訳が実現したのです。最終チェックを行い、発行へと向かいます。
 ご多忙の中ご協力くださったリーパー氏と広島平和文化センターの澤田美和子さんに心から感謝します。
 著者の故・大倉記代さん、翻訳者の一人故・美智子パンピアンさんともう一人の翻訳者滝沢英臣さん、またよも出版の創設者の一人故・守屋敦子さんの想いをこめて制作にあたります。
2010年2月08日
英文『想い出のサダコ』進捗状況
 お待たせしています『想い出のサダコ』の英訳がまもなく完成します。
 広島平和文化センターの理事長スティーブン・リーパー氏が超多忙なお仕事の合間を縫って、英文監修にあたって下さっています。
 リーパー氏は年末年始の休みを使って、美智子パンピアンさんと滝沢英臣さんが訳された「想い出のサダコ」全文に目を通されたとのこと。
 そして何か所かまだ確認したいことが残っているので、もう少し待ってください、と秘書の方からご連絡いただきました。リーパー氏の誠実なお仕事ぶりに頭を下げながら、監修済みの英文が届くのを今か今かと待っているところです。届いたらすぐに印刷、出版に向けスタートします。
 もうしばらくお待ちください。
2010年01月19日
第7回小さな木の実のコンサート
2010年2月11日(祝・木)
於、神奈川県民ホール・小ホール


 NHK「みんなのうた」で1971年にはじめて歌われ、それ以来いまだに歌い継がれている名曲「小さな木の実」。
 2003年に「小さな木の実ノート」として、小社より曲の誕生秘話と原詩を絵本仕立てで出版しました。
 帯には林家いっ平さん(2003年当時/現・林家三平師匠)がこの曲を聴いて「自然と涙が溢れた。」とコメントを寄せて下さっています。
 この本の出版と同年には日本国際童謡館の主催で第一回「小さな木の実コンサート」が開催されました。そのコンサートも今回で第7回目。日本特有の童謡を通じて、豊かな心と文化を歌声とともに育て伝えて行きます。興味のある方は是非会場に足を運んでみて下さい。
NPO日本国際童謡館かながわ主催
第7回 小さな木の実コンサート♪ばらの幼稚園児と供に♪
2010年2月11日(祝・木)2003年初版当時
開場 13:30  開演 14:00
会場 神奈川県民ホール・小ホール
入場料 【全席自由】
一般/2,000円 こども/500円 会員/1,500円          ≪お問い合わせ≫日本国際童謡館かながわ
NPO日本国際童謡館かながわ
TEL:045−562−1950/ FAX:045−562−1951

2009年12月18日 3部作のうち『サダコ』が在庫切れとなりました。

NHKラジオ深夜便で紹介されて以来、多くの皆様からご注文いただきましたサダコ3部作のうち最初に出版しました『サダコ』(カール・ブルックナー・著/片岡啓治・訳)が在庫切れとなりました。只今重版を検討しております。発行日が決定致しましたら当ホームページ上で告知いたします。
*現在、広島平和記念資料館のミュージアムショップにはまだ些少ですが在庫があるようです。
ミュージアムショップ通信販売■
広島平和文化センター総務課
電話082−242−7790(担当:神田)
問い合わせ番号は【0206-001】『小説サダコ』
(ミュージアムショップ通信販売は、弊社からの販売ではないため送料無料とはなりません。

2009年12月16日 広島平和文化センター理事長が英文『想い出のサダコ』に協力
(財)広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー氏が『想い出のサダコ』の英文の監訳を引き受けてくださいました。
故・美智子パンピアンさんをはじめ、滝沢英臣さん、スティーブン・リーパーさん等たくさんの方々の協力を頂き、一歩ずつ出版へと近づいています。
 幼少期からの英語教育が必要といわれる現在、遠く海外の読者だけでなく、日本の読者にも是非手にとっていただけるよう頑張ってまいります。

2009年11月28日 クリスマスプレゼントに『詩人たちの贈り物』を!!

 遠くに住む方、そして近くに住む方にも郵送で
クリスマスプレゼントを贈りませんか。
 小社刊『詩人たちの贈り物』は忘れかけていた
子ども時代を切ないほどに呼び起こす力を持った詩と絵であふれています。
 詩は魂の食べ物といいます。ぜひ大切な方に贈ってください。
美しい包装をして相手の方にお届けします。
「ギフト用」と明記の上メールでお申し込み下さい。
(クリスマスまでの期間ギフト費用は無料です。)

2009年11月28日 故・大倉記代さんが下町庶民特別功労賞を受賞

11月22日に台東区浅草寺伝法院の大書院で
「第24回下町人間庶民文化賞」の授賞式が行われました。
台東区の市民団体「下町人間の会」が主催する
下町庶民文化賞は、下町の庶民の暮らしと文化、平和を守るために貢献した人を称えるために設立されました。
今回は物故者に授与される特別功労賞に
大倉記代さん他3名の方が表彰されました。
「ブリキの勲章」(事務局)ともいわれるこの賞に
下町人間庶民文化賞を受賞された三遊亭円歌さんは『今回の受賞が一番うれしい』とコメントされていました。
第24回の下町人間庶民文化賞受賞者
落語協会最高顧問・三遊亭円歌さん、弁護士・竹沢哲夫さん、東京大空襲資料展実行委員・玉井憲二さん、九条の会東京連絡会事務局代表、元保谷市長・都丸哲也さん、地域雑誌「谷根千工房」の森まゆみさん、山崎範子さん、仰木ひろみさん。
特別功労賞
「サダコ」・虹基金創設者の大倉記代さん、下町人間の会の運営に尽力した三橋和芳さん、元参院議員の吉岡吉典さん。

2009年11月10日 英訳『想い出のサダコ』出版へ

9月16日のニュースでもお伝えした、英訳『想い出のサダコ』再出発ですが、今、滝沢英臣さんの協力を得て翻訳作業は完了しました。
出版へ向けての準備は着々と前進しています。
来年の早い時期には出版できるよう努力して参りますので楽しみにお待ち下さい。
英文に翻訳される事により、海外の方々にも「サダコストーリー」を知ってもらい、読み継いでいただけるよう真心をこめた本作りをして行きたいと思います。
2009年10月26日 サダコ3部作の反響

10月17日未明放送の大坂発ラジオ深夜便
「人ありて、街は生き」で西橋正泰アンカーのインタビューに、よも出版の横川節子がサダコ3部作、よも出版創設、そして今は亡き故・守屋敦子さんや故・大倉記代さんのことなどを話しました。
この場でその詳細をお伝えできないのは残念ですが、北は北海道から数多くの方々の「サダコ関連の3冊の書籍を知り、それぞれの本の生い立ちに感動した」との反響の声を頂きました。
また、いつか再放送されることを願っています。
2009年10月03日 「被爆者の声をうけつぐ映画祭2009」
今年も明治大学にて開催


今年も11月13日から15日迄の3日間、東京・駿河台の明治大学リバティータワーにて、「被爆者の声をうけつぐ映画祭2009」が開催されます。
昨年は「千羽鶴」の上映もあり好評でした。
今年もよも出版は会期中に出店する予定です。
気軽に観る事のできない貴重な記録映画や劇映画を上映するこの映画祭に是非お越し下さい。
そして、よも出版のブースで実際によも出版の本を手にとってご覧下さい。
2009年9月25日 ラジオ深夜便でよも出版が
紹介されます!!


10月16日夜11時20分から始まる
NHKラジオ第一放送の「ラジオ深夜便」によも出版の横川節子が出演します。
よも出版設立のいきさつ、共同経営者だった今は亡き守屋敦子さんや『想い出のサダコ』の著者大倉記代さんのことなど、当日のアンカー西橋正泰さんのインタビューに応えて語ります。
放送時間は深夜1時台。日付は17日となります。
約25分間の放送予定。
(1時からはNHKFMラジオでも放送します)
2009年9月16日 『想い出のサダコ』英訳実現へ再出発!!

今年4月に急逝された美智子パンピアンさんが第四章まで翻訳を進めて下さっていた『想い出のサダコ』。
 その志を引き継いで翻訳して下さる方が現れました。滝沢ロコさんの息子さん滝沢英臣さんです。
彼はアメリカ・ネバダ州の大学で修士課程を修め、現地の小学校で英語を教え、この秋からはサウジアラビアの学校での仕事が決まっていたのですがビザの関係で延期となり現在、日本に一時帰国されています。
ロコ企画で2年にわたり朗読劇として『想い出のサダコ』を取り上げてくださったご縁もあり、今回翻訳を申し出て下さいました。
2009年8月21日 『あの日見たこと』が語りで舞台に
「日本のこころを語る/民話そして戦争」

今年の6月この本と出会ったことが切っ掛けで、女優の小西ルミさんは『あの日見たこと』(小社刊)を舞台や色々な場で語り継いで下さっています。
今回は9月24日(木)に東京・門前仲町の天井ホールで上演されます。
【日時】2009年9月24日(木)
昼の部 15:30開演 夜の部 19:30開演
【場所】東京・門前仲町、天井ホール
(営団地下鉄「門前仲町」駅 3番出口徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅 6番出口徒歩1分)〒135-0048 東京都江東区門前仲町1-20-3-8F【入場】2,000円演目「つるの恩返し」「あの日見たこと」「つばき地蔵」
■お問い合わせ■門前仲町・天井ホール
電話:03-3641-8275・
・平日(火曜休館)の13〜17時
ファクス:03-3820-8646
2009年8月21日 ロコ企画『想い出のサダコ』朗読劇
盛況のうちに終わる

8月15日16日に大宮図書館視聴覚ホールで上演された『想い出のサダコ』の朗読劇が盛況のうちに終わりました。
昨年に引き続き同じ演目の上演でしたが、今年は昨年にも増して熱心な観客を得て、企画プロデュースした滝沢ロコさんは大感激。
朝日新聞にもニュースとして取り上げられこともあり、2日目は入りきれないほどの盛況でした。
2009年8月04日 劇映画「千羽鶴」が待望のDVD化!!
1958年制作、監督・木村荘十二、モノクロ映画「千羽鶴」が英語字幕付きでDVD化されました。

小社刊『想い出のサダコ』の著者・大倉記代さんも
かよ姉さんという役名で出てくるこの映画は、広島の平和祈念公園内にある原爆の子の像の除幕式の様子を実際に収録し、世界的に有名なサダコ・ストーリーを当時の関係者も出演させながら作られました。原爆病の悲惨さと平和を求める子ども達の力強い団結と、それを支える先生達の情熱を再現した感動の名作です。

この作品は2008年に「被爆者の声を受け継ぐ映画祭」で上映されました。この作品に感動した有志は「映画千羽鶴の再上映と海外普及をすすめる会」を結成し英語字幕付きのDVDを今年の7月に制作しました。
この映画祭で上映されなければ一般には観る事ができない様な幻の映画を女優の吉永小百合さんも絶賛しています。
この映画が英語字幕付きでDVD化された事により国境を超えて平和への願いがつながって行くことを切に願います。
*DVDご希望の方はよも出版までお問い合わせ下さい。
2009年7月27日 ロコ企画による『想い出のサダコ』朗読劇
ロコ企画 “語り” 
文/大倉記代  絵/夜川けんたろう
構成・演出/滝沢ロコ 音響/馬上真勝 
思春期の入り口にいた三ヶ月;よも出版 
広島の平和公園にある折り鶴を掲げた少女の像、その子の名はー佐々木禎子ー
2歳で被爆し、白血病のため12歳で帰らぬ人となったサダコの思春期の入り口を見ていたのは、まさに思春期のただ中にいた14歳の多感な少女、大倉記代でした。
―昨年六月、開演を待たず旅立たれた大倉記代さんの多くの思いを込めてお届けします―
【出演】
滝沢ロコ・小田原美保・浅利倫映(東京芸術座)
ピアノ=高木理沙 【日時】
2009年8月15日(土)15:00〜(30分前開場です)    2009年8月16日(日)13:00〜                【場所】
大宮図書館(視聴覚ホール
(JR大宮駅東口、徒歩10分、氷川神社参道脇)
【入場料】無料 お気軽にお出掛け下さい                      【主催】「原爆と人間展」実行委員会
【後援】さいたま市・さいたま市教育委員会
「ロコ企画」は、語り芝居など舞台を通して、多くの皆さんに心温まる感動の作品、歴史を語る作品、民話などをお届けしています。
皆さんの身近で、心の交流を深めながら舞台を重ねてきました。
これからも多くの皆さんにお会いして、感動を分かち合えたらと思っています。
新しい出会いを、心待ちにしております・・・・・
ブログ 「はい!滝沢ロコです」 
e-mail : roko-kikaku@live.jp ロコ企画
2009年7月23日 『ナガサキの郵便配達』をお探しの方へ
4年前の今日、7月23日に絶版となっていた『ナガサキの郵便配達』は市民達の協力の下、復刊いたしました。
このほど当時の事務所が移転した事に伴い、今後復刊事務局はよも出版内に置かれる事が決まりました。 『ナガサキの郵便配達』は長崎の一被爆少年を主人公に、被爆者の声と原爆投下の最高責任者に対する作者の怒りが迫力ある筆致で描かれている小説仕立てのノン・フィクションです。
英国空軍大佐であったタウンゼンドが、退役後ジャーナリストとして綿密な調査と取材を重ねて書き上げたもので、原爆投下が人類最大の過ちであることを読む者に強く訴えてくる作品となっております。
本書は平和、歴史、原爆、核被害を知る上で大変有用な良書です。
この機会に、是非読んでみては如何でしょうか。
よも出版にご連絡いただければ、復刊事務局にお取次ぎいたします。
お気軽にお問い合わせください。
2009年7月09日 イベント「甦るちいさな童話たち」開催
島崎藤村、与謝野晶子、竹久夢二らが書いた
童話が今、あなたのもとへ帰ってきます。
大正時代、子どもたちに本当に良いものを
伝えたいという思いで書かれた
ちいさな童話たち。
心躍るアコーディオンの音色とともに
ひととき昔に戻ってみませんか。
日時 7月15日(水)午後3:00より
場所 鎌倉佐助 ブンブン紅茶店
参加費 1,500円(ケーキと紅茶つき)(お子さまは無料)
出演   近藤直子(言語造形家)
      横川節子(エッセイスト)
      達川葉子(アコディオニスト)
絵の展示  夜川けんたろう(画家)
5・14日、成城のサローネ・フォンタナで初めて催した「甦るちいさな童話たち」の会はおかげさまで
好評でした。
内容は少し変わりますがこの度、鎌倉佐助で
地元の人々に愛されている「ブンブン紅茶店」の
オーナーのご好意で開催することができる事となりました。お近くの方はぜひお出かけ下さい。
■参加申し込み■ 連絡先:090-4732-8036 迄
2009年5月09日 夜川けんたろう個展 銀座・純画廊
よも出版の書籍の挿絵や装丁でおなじみの
夜川けんたろうさんの展覧会が開催されます。
今回は-陰影の街から-と題して5月18日より
銀座・奥野ビルのギャラリー純画廊で6日間開催されます。
水の都ベネツィアの詩情あふれる小路をお楽しみ下さい。 日時  2009年5月18日(月) 
11時〜18時
会場   純画廊 
      中央区銀座1丁目9-8奥野ビル212
      電話03-3564-8230
http://members.edogawa.home.ne.jp/g-jun/exhibition/index.html

2009年5月04日 第7回
あなたと詩と絵と音楽と

「甦るかけがえのない世界」
美しい日本語で書かれた徳富蘆花の「自然と人生」、
忘れかけた世界を描いた島崎藤村の童話、
心にしみる吉田一穂(詩人)の童話が今、
あなたのもとへ帰ってきます。
耳を澄ますと、幼き頃のあなたに出会えるかもしれません。日時  2009年5月14日(日) 2時より
会場  サローネ・フォンタナ(成城)
会費  2000円
出演
朗誦  近藤直子、横川節子
アコーデオン   達川葉子
絵の展示  夜川けんたろう
出演者プロフィール
近藤直子 : 日本のシュタイナー学校の教師を18年間務めたのち、スペシャリストとしてさまざまな
場所で魂を呼び覚ます「語り」を続けている。
能、狂言の素養に裏付けされた表現力で
独自の世界をくり広げる。
横川節子 : 毎日ウィークリー、毎日学生新聞の
編集記者を経て、現在フリーのジャーナリスであり
エッセイストでもある。
達川葉子 : 4歳からピアノ、10歳からアコーディオンを中嶋正作氏に師事。日本を代表する数少ない女性奏者として活躍する。その後写真の道に進み、現代美術や音楽家などの人物写真を撮るなど異色のアコーディオン奏者である。 結婚、出産後アコーディオン活動を再開し現在はレストラン、ブライダルなど数多くのイベントで演奏し、
楽しいアコーディオン教室も調布で行っている。
夜川けんたろう : イタリア・ヴェネチア国立美術アカデミーで学び、帰国後毎年個展を開く。
挿絵、装丁なども手がけ、詩情ゆたかな画風の作品は人が忘れかけたものを呼び覚ましている。
参加申し込み サローネ・フォンタナ  Tel & Fax:03-3484-0357イベント担当 携帯 : 090-5349-4886
2009年4月26日 美智子パンピアンさんが逝去されました。
シアトル在住で『想い出のサダコ』の英訳を引き受けて下さっていた美智子パンピアンさんが4月9日に逝去されました。
長崎県出身で長いことサダコを通して平和活動を続けてこられた方です。地元紙で報道されました。
18日、イサクア・ハイランドのBlakeley Hall Community Centerで催された葬儀にはあまりにも早い美智子さんの死を悼む人々が大勢集まり、長いことサダコを通して平和活動を続けてこられた美智子さんを惜しみ、そして讃えたということです。
「世界一大きな折鶴」をシアトルの体育館いっぱいに作ったり、地元の平和公園に立つサダコの像の腕が折られた時には基金を呼びかけ、見事に修復。
「地球交響曲・ガイア・シンフォニー」第五番では彼女の作曲したサダコの曲が、広島の平和記念公園の原爆の子の像の前に立つ宇宙飛行士アームストロング氏の姿とともに流されました。
真摯な姿であふれる才能を世界の平和のために捧げてこられた方です。
心よりご冥福をお祈りいたします。 なお『想い出のサダコ』の英訳原稿は第四章まで送られてきています。今後のことは検討の上ご報告いたします。
2009年3月31日 守屋敦子さんを偲んで素敵な曲
「A Thousand Clanes」が生まれました。

よも出版の創設者の一人で、一昨年亡くなった
守屋敦子さんを偲んで
素敵な曲が生まれました。
「A Thousand Clanes(千羽鶴」です。
作曲したのは守屋純子さん。ジャズピアニストで作曲家である純子さんは敦子さんの姪です。
彼女がセルフプロデュースした作品「Groovin' Forward」の中に収められています。CDジャケットの中で純子さんはこう書いています。
「2005年から現在までさまざまなことがありました。日本人として初めてのセロニアス・モンク作曲賞受賞、日本ミュージック・ペンクラブ賞受賞、モンタレージャズフェスティバル出演、フランスツアー…など。特に海外での演奏経験を通して、”ジャズは地域と時代に根ざした音楽である”ことを今まで以上に強く感じるようになり、最近は”現在、この場所で生きている自分の内面”をそのまま素直に音に表すことを特に大切に考えています。今回自分の体験をテーマに書いた曲が多いというのはこのことに関連があると思います。
 また、あのサミー・ネティスコ氏の目の前で”Wind Machine"や”Ya Gotta Try"を演奏するなどという素晴らしい出会いもあれば、わたしにとって長年の指導者であった高橋達也氏や、いつも応援してくれていた叔母が亡くなるという悲しい別れもありました。
 誰にも、嬉しい時もあるし、辛い時もあります。ただ、ジャズである限り、常に前に向かってスイングしていなければなりません。その原点に立ち返り、今回は特に意識して聴いて元気が出るような、躍動感のある音作りをめざしました。」
2009年2月03日 文化座公演「千羽鶴」と文京学院ホール鎌田實医師講演・映画「千羽鶴」上映会のお知らせ
来る2009年2月12日(木)〜22日(日)まで
東京は田端にある文化座で
演劇「千羽鶴」のアトリエ公演があります。
□原作:コーリン・トーマス 翻訳・吉原豊司 
潤色:比佐廉 演出:磯村純
■料金(税込/全席自由)一般:4000円高校生以下:2000円(高校生以下は劇団のみで取り扱います。)■チケット取扱い 
劇団文化座:Tel.03-3828-2216
チケットぴあ:Tel.0570-02-9999(Pコード391-998)

お問い合わせ・申し込みは劇団文化座まで。
http://bunkaza.com/

2月22日(日)にJIM-NET主催による「ヒロシマからイラクヘ」と題する講演・映画上映会のイベントが開催されます。
○ トーク :『命・環境・平和を語る』 鎌田實 JIM-NET代表
○ 報告:イラクの子どもたちの最新情報
○上映:『千羽鶴』1958年 監督:木村荘十二
■ 日時:2月22日(日) 午後2時〜4時30分 (開場 午後1時15分)
■ 会場:仁愛ホール (文京学院大学本郷キャンパス 島田依史子記念館)
■ 共催:学校法人文京学園、JIM-NET
■ 協力:共同映画株式会社
お問い合わせ・お申し込みはJIM-NETまで。
http://www.jim-net.net/

2008年10月02日 第6回「あなたと詩と絵と音楽と」開催のお知らせ
「金子みすずとC. ロセッティの宇宙」
山から町へのお便りは、
「柿の実、栗の実、熟れ候、
ひよどり、鶫、泣き候、
お山はまつりになり候。
(金子みすず「秋のおたより」より)

金子みすずの詩は情景と言葉が美しく響き合って読む者の心に迫ってきます。イギリスの19世紀の詩人クリスティーナ・ロセッティが子どもたちにのこした詩もまた風景と言葉が呼応しています。ふたりが見ていた風や雲や空、小鳥や虫や蝶たちは一つの宇宙の中でどこまでも溶け合っています。みずずを日本のロセッティとたとえたのは西条八十。ライアーの響きの中で出会うふたりをお楽しみください
■ お話: 横川節子( エッセイスト)
■ 朗唱: 近藤直子( 言語造形家)
■ 演奏: 末松晴美( 竪琴ライアー奏者)
■ 絵の展示: 夜川けんたろう( 画家)作品参加
  日時: 10月26日(日) 午後2時より
  場所: 成城 サローネ フォンタナ  
  参加費: 2,000円(お茶とケーキつき)
◇予約:サローネ・フォンタナTel./Fax.03-3484-0357アトリエ月雲舎 : Tel./Fax.0467-24-9108
     *定員30名につきご予約をお願いします。

2008年6月13日 第5回「あなたと詩と絵と音楽と」開催のお知らせ
『詩人たちの贈り物』(小社刊)出版をきっかけに東京・成城のサローネ・フォンタナでスタートした「詩と絵と音楽」の会、第五回が開催されます。会を重ねる毎に充実していく「詩と絵と音楽のコラボレーション」を是非お楽しみ下さい。
今回は残念ながら、静かにファンを増やしつつある「絵のワークショップ」をお休みとさせて頂きます。
夜川けんたろうは新作展示という形での参加です。
   「雨」
雨がふる
あたり一面に
野原の上に木の上に
それからこの傘の上にも
ほら雨がふる
そして海に浮かんだお船にも
( R . L . スティーブンソン)

『宝島』『ジキル博士とハイド氏』で今なお世界中に読者を持つロバート・ルイス・スティーブンソン。スコットランドのエジンバラで生まれ、ヨーロッパ、大西洋、アメリカ大陸、太平洋を越え、南太平洋の島サモアでその生涯を終えた彼が子どものために書いた詩集『子どもの詩の園』は大人たちにも多くのものを語りかけてくれます。やわらかい感性で書かれた
詩の数々を通して冒険に満ちたスティーブンソンの生涯を辿ります。
『山月記』『名人伝』などで名高い中島敦は『光と風と夢』で
見事にスティーブンソンを描き出しています。「『子どもの詩の園』とスティーブンソン、そして中島敦」
■ お話: 横川節子( エッセイスト)
■ 朗唱: 近藤直子( 言語造形家)
■ 演奏: 末松晴美( 竪琴ライアー奏者)
■ 絵の展示: 夜川けんたろう( 画家)作品参加
  日時: 7月6日(日) 午後1時30分より
  場所: 成城 サローネ フォンタナ  
  参加費: 2,000円(お茶とケーキつき)
             ◇
予約:サローネ・フォンタナTel./Fax.03-3484-0357
      アトリエ月雲舎 : Tel./Fax.0467-24-9108
     *定員30名につきご予約をお願いします。
2008年3月7日 「サダコ」・虹基金のお知らせ
『想い出のサダコ』(大倉記代著/夜川けんたろう絵・小社刊)の出版を記念して、2006年2月に設立されたサダコ・虹基金の事務局が3月からよも出版内に移ります。
著者大倉記代さんが代表を務め、全国に呼びかけて活動を続けていたサダコ・虹基金は、大倉さんの事情と依頼により、この度代表交代となります。これにより西東京市の大倉さんの下に置かれていた事務局も鎌倉市のよも出版内に移動することになりました。
大倉さんは2年間、進行する病状に耐えながら活動を続けてこられました。しかし、これ以上の活動は不可能と決断され、本人のたっての願いでよも出版が引き受けることになりました。これまでの当基金の歩み、および4月以降の方向性および代表者などは3月末までにこの欄で発表いたします。
大倉さんはこの2年間病床にありながら、世界平和、核廃絶への祈りをこめてのしおり作り、サダコ虹基金通信の発行を続け、全国から寄せられた総計2百万円以上の募金を白血病で苦しむイラクの子どもたちにJIMネットを通して送り続けていらっしゃいました。
『想い出のサダコ』の版元としては出来る限りのことをして大倉さんの気持ちに応えたいという思いで事務局を当社に置きます。今後ともご理解とご支援をお願いいたします。
2008年1月23日 第4回「あなたと詩と絵と音楽と」開催のお知らせ
『詩人たちの贈り物』(小社刊)出版をきっかけに東京・成城のサローネ・フォンタナでスタートした「詩と絵と音楽」の会が好評です。昨年は春、夏、秋と3回開くことができました。今年は鎌倉からスタートです。
英国の自然環境と歴史的遺産を守る運動「ナショナル・トラスト」を育てたものは何か。ウィリアム・ブレイク、ワーズワース、テニソンなど19世紀の詩人たちの詩を通してその秘密に迫ります。日本のナショナル・トラスト運動発祥の地鎌倉でライアーの響きに耳を傾けながら詩や絵にふれてみませんか。
日時 2月3日 午後2時より
場所 鎌倉山 ギャラリー招山
鎌倉市鎌倉山2−22−33 Tel 0467-32-1712
JR鎌倉駅京浜急行バス6番旭ヶ丘下車徒歩5分
参加費  2000円(お茶とケーキつき)
お話    横川節子(エッセイスト)
詩の朗唱  近藤直子(言語造形家)
ライアー(竪琴) 末松晴美(ライアー奏者)
絵のワークショップ 夜川けんたろう(画家)
2007年12月17日 児童に向けた詩の本に光を
毎年3月から4月にかけて開かれるボローニャ国際児童図書展の事務局から送られてくるメールの中で今年新たな発表がありました。児童向けの詩の本を対象に新しい賞が設けられたのです。今までにこの賞がなかったことの方が不思議ですが、子どもにも大人にも詩が大切なものであるという認識がなされはじめた世の中の流れをすばやく受けたものと思われます。
もちろん日本でもその流れはあります。2003年まで30年間続いていた『詩とメルヘン』がその年の8月の永久保存版を最後に姿を消しましたが、今年10月、『詩とファンタジー』となって復刊されたのです。復刊第一号は10月27日発売。隔月刊です。発行元は小雑誌「鎌倉春秋」で知られるかまくら春秋社です。
「今の世の中がへんてこになっているのは、やっぱ抒情の世界っていうのを全然無視してしまったというか……、僕はそういうこと(抒情)が必要なんだと思うんだよね」と『詩とメルヘン』の生みの親、やなせたかし氏はいっています。 小社では『詩人たちの贈り物』をボローニャに送ります。
2007年11月21日 『あの日 見たこと』が朗読劇として
『あの日 見たこと』(小社刊)には読む人の心に静かに問いかけるものがあります。それは著者が幼い頃受けた心の傷を封印せず、人々に小さな物語として語りかけたからでしょう。その小さな物語の数々をぜひ子どもたちに語り聞かせたいと考えた一人の女優さんによって、この本は朗読劇となり、東京、埼玉、神奈川等の小学校や地域のホールなどで上演されています。挿絵を舞台の画面いっぱいに使い、
音楽を添えて語られる物語は
なかなか迫力があり、引き込まれます。
女優さんの名は滝沢ロコさん。東京芸術座に所属しています。アニメの人気キャラクターの声でも活躍中です。
小学校や中学校、または町の青少年会館や
子ども会の主催行事としてお考えになっては
いかがでしょうか。
2007年11月12日 クリスマス・ギフトに
美しい本をと考えている方へ

東京・神田神保町にある
岩波ブックセンターをのぞいて見て下さい。
クリスマス向けの本のコーナーに
『詩人たちの贈り物』が入っています。
昔の美麗本を模した美しい装丁、抒情あふれる詩と挿絵、そして詩人たちのドラマティックな生涯が繰り広げられる内容が贈り物にぴったり、と評価され仲間入りしました。
今年のクリスマスには大切な友人、または恋人、または家族への心のこもった贈り物として本を、と考えていらっしゃる方にぜひ手に
とって見ていただきたい1冊です。
子どもたちや自然を謳った優しい詩の数々は
きっと贈られた方の心に染みることでしょう。
東京・神田の岩波ブックセンターに直接いらっしゃれない方はメールまたはFAXで直接小社へお申し込み下さい。
美しい包装をしてお送りいたします。贈りたい相手の方へも直接お送りすることもできます。
Fax.0467-46-1335 e-mail:info@yomo-yomo.co.jp

2007年10月24日 ギャラリーページ更新しました
よもギャラリーのページに
新たに夜川けんたろうさんの
ギャラリートークのコーナーを設けました。
不定期更新ですが、夜川氏からの
小さなメッセージをお読み下さい。
2007年8月01日 岩波ブックセンターに『サダコ』など
小社の本が置かれています。

7月28日より岩波ホールにてスティーヴン・オカザキ監督の映画『ヒロシマナガサキ』(原題White Light/Black Rain) を上映中ですが、この作品の上映期間中、隣のビル1階にある岩波ブックセンターに原爆関係の本のコーナーが設けられています。
小社の『サダコ』『ドゥ・ユー・ノウ・サダコ?』『想い出のサダコ』も仲間入りしました。
また『ナガサキの郵便配達』も特別参加という
形で置かれています。 *スティーヴン・オカザキ監督とは……1952年、米カリフォルニア州ベニス生まれの日系3世。サンフランシスコ州立大映画学科卒。パンクバンドでの音楽活動を経て映画製作に。
アカデミー賞に3度ノミネートされ、'91年『待ちわびる日々』でアカデミー・ドキュメンタリー映画賞を受賞。『ヒロシマナガサキ』は構想以来25年を費やした作品である。妻、娘とカリフォルニア州在住。55歳。
2007年7月30日 映画「ヒロシマナガサキ」
東京の岩波ホールで上映開始されます。

日系3世の映画監督
スティーヴン・オカザキさんの
新作映画『ヒロシマナガサキ』が
7月28日から東京・神田神保町の
岩波ホールで公開されています。
 「原爆で引き裂かれた家族 生身の人々の物語を知りたかった」というオカザキさんは被爆者の肉声を追い、ナレーションも専門家のコメントもなしで「原爆」という人類が2度と使用しては
いけない兵器の恐ろしさに迫ります。
復刊本『ナガサキの郵便配達』
のご紹介です。
(ピーター・タウンゼンド著・間庭恭人訳)

絶版になっていた本書が10人の発起人と600人余の賛同者によって出版されたのは2年前のことでした。(よも出版のスタッフも発起人として参加)
賛同者達による本書の復刊は毎日新聞、東京新聞、長崎新聞、ジャパンタイムズなどで取り上げられ話題になりました。
英国空軍のエースだった著者が、退役後ジャーナリストとなり、ナガサキで被爆した一人の少年を主人公に歴史的事実を検証しながら迫力あるタッチで描き上げたノンフィクションです。
〜1945年8月9日、郵便配達中に被爆した16歳の谷口スミテル少年は、真っ赤に焼け爛れた背中のまま1年9ヶ月もうつぶせで寝ていました。その後奇跡的に命をとりとめ、職場にも復帰しますが、背中一面のケロイドによる苦しみは続きます。
青年となった谷口さんは結婚をし
子どもにも恵まれます。
しかし生涯消えることのない原爆の爪跡は……。
谷口氏は現在「長崎原爆被災者協議会」の会長として、長崎の原爆を最後のものにしよう、と世界へ向けて発信を続けていらっしゃいます。
本書をご希望の方は下記にご連絡ください。
『ナガサキの郵便配達』を復刊する会事務局
Tel & Fax 0467-23-7664
e-mail : nagasakipostman@gatsuunn.jp
2007年7月25日 「ピーターラビットのふるさと 
湖水地方の魅力を語る」は
おかげさまで盛会でした。

21日(土)の午後、東京・成城のサローネ・フォンタナで開かれた『ピーターラビットのふるさと湖水地方の魅力を語る』会はおかげさまで盛会でした。湖水地方の新情報に耳を傾けたあと、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターのライムを共に口ずさみ、絵のワークショップでは、ウィリアム・ブレイクの『歓び』という、赤ちゃんの誕生を歓ぶ詩をもとにそれぞれが画用紙に思い思いの絵を描きました。この日、ピアニスト急病のため代わりにライア(竪琴)とピアノを演奏して下さった末松晴美さんのライアの音が、絵を描いている間もホールに静かに静かに響きわたりました。参加者は子どもに戻ったように夢中でクレヨンを使い、美しい絵を仕上げていきました。
「聴くだけでなく、声に出したり、描いたりできたのでとても楽しかった」
「自然環境が子どもたちにとってどれほど大切なのか、ピーターラビットを通して湖水地方を
守ったビアトリクス・ポターの素晴らしさが
わかりました」
「緑のクレヨンを使いながら湖水地方の豊かな森を想像しました」などなど。
もちろん、お話や演奏、ドローイングの後は、
おいしいケーキとお茶の歓談…。
参加された方々は笑顔で帰られて行きました。
是非また、お出で下さい。
次回は10月第4週の土曜日の予定です。
テーマは『ワーズワースから白秋へ』
詳細が決まり次第お知らせいたします。
2007年7月13日 「ピーターラビットのふるさと 湖水地方の魅力を語る」
東京・世田谷区成城の会場で、『詩人たちの贈り物』の著者がピーターラビットのふるさと、湖水地方について語ります。今回は詩人ワーズワースの生まれ故郷でもあるこの地域が、なぜ19世紀のままに残されているのか、その秘密を最新情報を織り交ぜて皆様にお伝えします。詳細は下記をご覧下さい。
世界一愛されているウサギ「ピーターラビット」。作者ビアトリクス・ポターの優しいタッチと美しい色の絵本はイギリスだけでなく世界中の人々を惹きつけてやみません。絵本の中に描かれた美しい風景は今も150年前の姿そのままに保たれています。ポターが愛し、その生涯をかけて守ったその風景に出会いたくてイギリスを訪れる人も後を絶ちません。
 今なお人々を虜にしている湖水地方。 なぜそれほどまでに人を惹きつけるのか、その秘密は……?
 この6月に10度目の訪問を果たし、3週間近く滞在した横川節子が、新しい出会いの中で発見した湖水地方の新たな魅力とその秘密をお話しします。
■日時 7月21日(土) 午後2時より
■場所  サローネ・フォンタナ  成城
■参加費 1000円〔お茶とケーキつきます〕
○お話:横川節子(エッセイスト)
○ワークショップ:夜川けんたろう(画家)
○朗読:近藤直子
○ピアノ 大木にな
参加申し込みはよも出版までご連絡ください。
電話:03-3954-6571/e-mail:info@yomo-yomo.co.jp
2007年7月7日 『詩人たちの贈り物』の
点字訳が完成しました。

小社の最新刊『詩人たちの贈り物』の点字訳に取り組んでくださった「野菊の会」より完成した
点字本とフロッピーが届きました。
これで小社の本7冊すべてに
点字訳がつきました。
ご協力いただいた皆様に感謝するとともに、一人でも多くの方々にご利用いただけることを願っています。
貸出しを希望される方は
よも出版03-3954-6571までご連絡ください。
2007年5月1日 『詩人たちの贈り物』が毎日新聞夕刊で紹介されました。
 自然を愛した英詩人たちの贈り物
4月18日(水)毎日新聞夕刊「人・模・様」より
ブレイク、ワーズワースなど、自然や子供の純粋な心をうたった英国の代表的な詩を翻訳し、詩人たちの生涯を追った詩集『詩人たちの贈り物』を、フリージャーナリストの横川節子さんが出版した。子供たちの未来を開く本を作りたいと、友人と共同経営する「よも出版」の7冊目の本となった。装丁と挿絵は、長男で画家の夜川けんたろうさんが担当した。
「人の心が渇いているように思える今だからこそ、自然や人への思いやりがあふれた詩に触れ、うるおいを取り戻してほしい。贈り物に最適の本です」と話す。
市民の募金で土地や史跡を買取り、保存する英国の「ナショナル・トラスト」の取材を13年間続けている。「自然の美を愛した詩人たちの精神が、英国の環境保全活動につながってきたと感じます」
 ナショナル・トラストによって、英国で最も美しいと言われる自然景観が残された湖水地方を訪ねるツアーを過去3回実施した。6月に予定する次回の旅でも、「自分たちの環境を自分たちで守るという気概を感じてほしい」と期待する。(生長恵理)。
2007年4月9日 「サン・ジョルディの日」 4月23日
 スペインのカタルーニャ地方ではこの日を「サン・ジョルディの日」と呼び、親しい人に心をこめて、本や花を贈る日としています。普通は男性から女性に花を、女性から男性に本を贈ります。親子や友人どうしでもプレゼントします。この日は街に花の市や本の市がたち、子どもも大人もゆきかう楽しい日になります。ちなみにサン・ジョルディとはカタルーニャ地方の守護聖人の名前です。
親しい人に、愛する家族に本や花を贈るって、ちょっとてれくさいけれど、素敵なことだと思いませんか。
日本ではこの日を「子どもの読書の日」と呼び、子どものための読み聞かせや朗読の会などが各地の図書館などで開かれています。
4月は花がつぼみをふくらませるように、子どもたちも胸をふくらませて新しいことに向かっていきます。本を子どもとともに読みあったり、贈りあったりしてみませんか。
『詩人たちの贈り物』(小社刊)の巻頭には(This book belongs to …….)(この本は……のもの)と書かれたページがあります。贈られた1冊の本を宝物として身近に置き、何度も何度も読み返す、それは人と人との心のつながりでもあり、果てしない世界への窓口ともなります。
ちなみに4月23日はシェイクスピアの誕生日でもあり命日でもあります。またスペインの文豪セルバンティスの命日にもあたるのです。「本を贈る日」は文豪たちの願いかもしれません。
2007年3月8日 2月14日に発売開始した『詩人たちの贈り物』はお蔭さまで好評です。
 直接販売という苦しい道を歩いているにもかかわらず、多くのみなさまに支えられて好調な滑り出しができました。もうかなりの方々のお手元に届いています。
「美しい本ですね。中を開くと優しい詩が目に飛び込んできて、本当に心が癒されます。」
「挿絵がいいですね。特に小さなカットの絵、傾いている砂時計とか、「母へ」のところにあるお母さんの絵とか、かげぼうしのカットなど最高です。かげぼうしの絵をみながら、かげぼうしを何度も読みました。子どもの頃そんな気分があったような気がチョットしました」
「詩はそれほどなじみはなかったけれど、スティーブンソンの詩には思わず子ども心を呼び覚まされました」「詩もイラストも素敵です。詩人たちの生涯が書かれているので、時代背景などがわかり、とても読みやすかったです」「詩の訳も絵もよかった。大切な大切な本になりました」「特に装幀が素晴らしい。こういう夢のある本を出すよも出版なら応援したい」
などなど。
読書カードやハガキにこんな言葉を書いて送ってくださった方がたくさんありました。
ありがとうございました。励まされます。 
3月、4月は若い人々が新しい生活に旅立つ時です。『詩人たちの贈り物』を贈り物に
してみてくださいませんか。きっと、きっと喜ばれると思います。
2007年2月8日 『詩人たちの贈り物』2月14日発売!!
 お待たせいたしました。 『詩人たちの贈り物』(横川節子著 夜川けんたろう絵)を14日に発売いたします。今回も『想い出のサダコ』同様、直接販売です。電話ファックスメールで注文を承ります。送料は無料です。
もちろん書店にて注文していただくことも可能です。
2月、3月は卒業のシーズン。進学される方、就職される方、いろいろあると思いますが、それぞれの人生の節目に本書のプレゼントはいかがでしょうか。
贈り物にぴったりの本です。カバーも帯もなくて、まるでチョコレート・ボックスのふたのような表紙なのです。イギリスの19世紀の名詩がたくさん出てくる本ですので、装幀も19世紀のイギリスの美しい本を参考に作りました。
まずご自身のために、そしてあなたの大切な人のために、いかがでしょうか。
2007年2月2日 『想い出のサダコ』の著者大倉記代さんが、昨年2月5日に「サダコ」・虹基金を立ち上げられて一年が経ちました。
 毎日新聞に大きく取り上げられたのをはじめ、マスコミを通しての紹介や核廃絶を願う人々の協力を得て、これまでに集まった基金は8カ月で百万円を超えたそうです。この基金は毎月25日(サダコの命日)に、JIM−NETを通してイラクへ送られ、劣化ウラン弾の後遺症で苦しむ子どもたちのために使われています。
 大倉さんは一昨年8月以来、何度かの入院を繰り返された後、現在はご自宅で療養されています。「サダコちゃんの悲劇を繰り返してはならない」と平和を願うしおりを作り、世界への発信も続けていらっしゃいます。
 一人でも多くの方のご協力をお願いします。
 ご協力いただいた方には「サダコ」・虹基金通信(報告)としおりなどが送られます。
事務局〒202‐0004西東京市下保谷5‐6‐19‐104「サダコ」・虹基金事務局振込先郵便振込 00190‐7‐446157加入者名 「サダコ」・虹基金
2007年1月10日 毎日新聞記者石塚淳子さんからの便り

 英国・イングランド北部にあるブラッドフォード大学の平和学部で学ぶ日本人留学生が11月中旬の5日間、大学の近くにある英国初のフェアートレードカフェ「ツリーハウス」でジャパンフェスティバルを開き、期間中、手分けして訳した英訳をつけて「想い出のサダコ」を販売しました。フェスティバルの間は、ランチに日本食を出したり、日本語教室や折り紙教室を開いたり、日本のアニメの上映会を開いたり、最終日の夜には「ジャパニックナイト」と題して後夜祭を催し、日本の歌や踊り、着物のファッションショー、空手や居合い、相撲の実演など盛りだくさんの内容で盛り上がりました。
 「想い出のサダコ」の販売は、初日はカフェの地下の部屋にコーナーを設けていましたが、2日目からはカフェの外に即席の店を構え、佐々木禎子さんについての説明や「想い出のサダコ」、「サダコ」・虹基金」について紹介した毎日新聞の記事も展示し、募金箱も置いて本と基金についてピーアールしました。
 本は結局、8冊売れました。日本人学生も1人いましたが、あとはイギリス人や日本語と勉強しているという中国人が買ってくれました。英訳がついているとはいえ、ぜんぜん日本語の分からない英国人が7ポンドする本を買ってくれたのは、夜川けんたろうさんの絵に負うところも大きかったのでしょう。
 50冊もの本を無料で提供して下さったよも出版に感謝しつつ、学生たちが持ち寄った日本のグッズや大倉記代さんが送ってくださった絵はがき、アニメ上映会と後夜祭の入場料、そして寄付、あわせて8万円を「サダコ」虹基金に寄付させていただきました。
2007年1月10日  大倉記代著『想い出のサダコ』(小社刊)が英国ブラッドフォード大学の平和学部で学ぶ日本人留学生らによって英語に翻訳され、留学生が主催した「ジャパン・フェスティバル」に出品されました。本の売上金は大倉記代さんの立ち上げた「サダコ虹基金」に寄付したそうです。
 翻訳に携わった留学生の中には、一昨年10月、大倉さんを取材して『想い出のサダコ』出版のいきさつを毎日新聞本紙生活家庭欄に書いてくださった、同社記者の石塚淳子さんもいます。石塚さんは昨年9月から一年間休職し、平和学部の大学院で学んでいます。「大学院では30カ国以上の国から来た学生たちが学んでいます。これからも世界中の若い世代に、ヒロシマ、ナガサキのことを積極的に伝えていきたいと思っています」と電話で語ってくださいました。
2006年11月21日 『想い出のサダコ』が英訳されました。
 大倉記代著『想い出のサダコ』〔小社刊〕が英国ブラッドフォード大学に留学中の毎日新聞記者石塚淳子さんらによって英語に翻訳されました。石塚さんによると、他の日本人留学生と協力して翻訳し、日本語版に添えて大学祭の日本コーナーに出品したそうです。本の売上金は大倉記代さんの立ち上げた「サダコ虹基金」に寄付するとのことでした。
石塚さんは昨年10月、大倉さんを取材して『想い出のサダコ』出版のいきさつを毎日新聞本紙生活家庭欄に書いてくださった方です。9月より一年間休職して。現在同大学で平和学を専攻中です。
「被爆国としての日本を英国の若い人々に知ってもらうための活動の一つとして、同大学に留学中の他の日本人学生と協力して翻訳しました。これからもヒロシマ、ナガサキのことを積極的に伝えていきたいと思っています」と電話で語ってくださいました。
2006年11月21日 夜川けんたろうさんの個展が開かれます。
『想い出のサダコ』『あの日 見たこと』『あしたまた遊ぼうね』『小さな木の実ノート』の挿絵でおなじみの夜川けんたろうさんの個展が鎌倉で開かれます。
イタリア・ベネチア生活が長かった夜川さんの「水都点景」と上記絵本の原画展です。よも出版の本や絵葉書も販売します。
会 期 11日23日(木)〜28日(火)
場 所 鎌倉・やまごギャラリー
    鎌倉市小町2-2-10
     tel 0467-23-6805
主 催 アトリエ月雲舎
後 援 よも出版

23日2時よりオープニング イベント
東京芸術座の舞台女優滝沢ロコさんによる‘ひとり語り’『想い出のサダコ』ほかがあります。ぜひおでかけ下さい。
2006年9月26日 『想い出のサダコ』
二刷りが出来ています!
早速ご注文いただいた方、ありがとうございます。
著者の大倉記代さんも闘病中ですが、以前よりずっとお元気で、増刷りをとても喜んで下さいました。サダコ虹基金の方も順調にのびているということです。
2006年8月17日 おかげさまで『想い出のサダコ』初版分が売り切れとなりました。ただいま増刷をかけております。
第2刷は8月中には上がる予定です。すでにご注文をいただいている方、これからご注文下さる方々にはご不便をおかけしますが、今、しばらくお待ち下さい。増刷出来しだいお手元にお届けします。
2006年7月24日 今年もまた、よも出版の2冊の本「『あの日 見たこと』『あした また遊ぼうね』の朗読劇の会が、昨年と同じロコ企画によってさいたま市で催されます。お近くの方はぜひ足をお運びください。
2006年7月18日 よも出版の書籍はすべて
点字訳されています

2006年6月13日 よも出版が出した本が、イラクの子供たちにつながる力となりました!
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